関東から乗れる夜行フェリーまとめ|大洗・横須賀・竹芝発で船に揺られる夜

夜のフェリーターミナルに停泊する旅客フェリー 関東発の夜行フェリー
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「夜、フェリーに乗っていたいなあ」。その願い、関東に住んでいてもちゃんとかないます。竹芝、横須賀、大洗。都心からそう遠くない港から、夜行フェリーは今夜も出ています。

仕事終わりに港へ向かい、夜の海へ出港する。デッキで夜景を眺め、風呂に入って眠り、朝は遠くの町で目を覚ます。そんな船旅が、関東発でも意外なほど選べます。

この記事では、関東から乗れる夜行フェリーを、乗り場への行き方や船内の雰囲気まで具体的に紹介します。全国の航路を見渡したい人は、まとめ記事もあわせてどうぞ。

関東から乗れる夜行フェリーはどこから?

夜のフェリーターミナルに停泊する旅客フェリー 関東発の夜行フェリー

関東発の夜行フェリーは、大きく4つの港から出ています。行き先は北海道・九州・四国、そして東京の離島までさまざまです。

乗り場主な行き先所要の目安
大洗(茨城)苫小牧(北海道)約18時間
横須賀(神奈川)新門司(北九州)約21時間
東京・有明徳島・北九州長距離・夜発
竹芝(東京)伊豆諸島夜発→翌朝
竹芝(東京)小笠原・父島約24時間

それぞれ、乗り場へのアクセスも船の雰囲気も違います。ひとつずつ見ていきましょう。

関東発・夜行フェリー航路ガイド

大洗→苫小牧(さんふらわあ)|北海道ツーリングの王道

関東から北海道へ、いちばん行きやすいのがこのルートです。愛車やバイクを積んでそのまま北の大地を走れるので、ツーリング派やキャンパーに絶大な人気があります。

乗り場は茨城の大洗港。東京駅八重洲南口から水戸駅まで高速バスが出ていて、水戸からは鉄道やバスで大洗へ。大洗駅からは循環バス「海遊号」やタクシーでフェリーターミナルへ向かいます。

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便は夕方便と深夜便の2つ。旅客設備が充実しているのは夕方便(19時台発)で、大浴場やレストランで船旅気分をたっぷり味わえます。翌日の昼には、もう北海道です。

こんな人に
車・バイクを積んで北海道をツーリング/キャンプしたい人。関東から北へ渡る、いちばん定番のルートです。

横須賀→新門司(東京九州フェリー)|露天風呂とサウナの快適船

神奈川・横須賀から九州へ一気に渡れるのが東京九州フェリー。2021年就航の「それいゆ」「はまゆう」は、海を眺めながら入れる露天風呂やサウナを備えた、快適さが自慢の新しい船です。

乗り場は横須賀新港。京急・JRの久里浜駅からタクシーで約10分、京急横須賀中央駅からは徒歩圏です。都心からのアクセスもよく、思い立った日の夜に出発しやすいのが魅力です。

横須賀を深夜近くに出て、翌々日の夜に北九州へ。航海速力は国内フェリー最速級で、船内は雑魚寝の大部屋がなく個室・寝台が中心。ゆっくり眠りたい人に向いています。

こんな人に
露天風呂やサウナでくつろぎながら、九州まで快適に渡りたい人。個室でしっかり眠りたい人におすすめです。

東京・有明→徳島・北九州(オーシャン東九フェリー)|のんびり硬派な長距離

東京の有明から、徳島を経て北九州まで結ぶのがオーシャン東九フェリー。きらびやかさはありませんが、そのぶん運賃は手ごろで、のんびり長い船旅を味わいたい人に根強い人気があります。

乗り場は東京・有明のフェリーターミナル。東京駅からりんかい線・国際展示場駅やビッグサイトを経由する路線バスでアクセスできます。

船は個室や大浴場、コインランドリーを備えています。レストランはなく、食事は自販機やレンジが中心なので、好きな食べ物を持ち込むのがこの船の楽しみ方です。夜に東京を出て、海の上でまる1日を過ごせます。

こんな人に
安く、のんびり長く海の上にいたい人。自分の食べ物を持ち込んで、船の時間を気ままに過ごしたい人に向いています。

竹芝→伊豆諸島(東海汽船)|手軽に東京の離島へ

もっと手軽に夜行フェリーを味わうなら、竹芝から伊豆諸島へ渡る東海汽船の大型客船です。夜に東京を出て、寝ている間に伊豆大島や式根島へ。翌朝から島を丸一日楽しめます。

竹芝客船ターミナルはゆりかもめ竹芝駅からすぐ。都心から乗り場が近く、夜行フェリーの入門にぴったりです。伊豆諸島の船旅と島の楽しみ方は、別記事で詳しくまとめています。

竹芝→小笠原(おがさわら丸)|24時間の非日常

同じ竹芝から、片道約24時間かけて小笠原・父島へ向かうのがおがさわら丸です。昼に東京を出て、翌日の昼に到着。丸1日、夜通し太平洋の上を進む、まさに究極の船旅です。

週に1便ほどの運航で、島に着けば数日は滞在することになります。手軽さはありませんが、日本にいながら国内最長クラスの船旅を味わえる、一度は乗ってみたい航路です。

目的で選ぶ関東発の夜行フェリー

  • 車・バイクを積んで北海道へ:大洗→苫小牧(さんふらわあ)
  • 露天風呂で快適に九州へ:横須賀→新門司(東京九州フェリー)
  • 安く、のんびり長く乗りたい:東京・有明→徳島・北九州(オーシャン東九)
  • 手軽に離島へ:竹芝→伊豆諸島(東海汽船)
  • 究極の長い船旅:竹芝→小笠原(おがさわら丸)

乗る前に知っておきたいこと

快適な船旅にするために、出発前にいくつか押さえておきましょう。とくに乗り場は都心から少し離れていることが多いので、当日の移動時間には余裕を持たせるのが安心です。

  • 予約は早めに。連休や車・バイク積載はとくに埋まりやすい
  • 乗り場へのアクセスを事前に確認。港は駅から離れていることも
  • 海が荒れると欠航する。日程には余裕を持たせる
  • 2等の雑魚寝を選ぶなら、マットやネックピローがあると快適

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よくある質問

関東から北海道へ船で行くには?

茨城・大洗港から出るさんふらわあ(大洗→苫小牧)が定番です。夕方に出て翌日の昼に到着します。車やバイクをそのまま積めるので、北海道ツーリングやキャンプの足として人気です。

都心から一番行きやすい夜行フェリーの乗り場は?

東京・竹芝の客船ターミナルが便利です。ゆりかもめ竹芝駅からすぐで、伊豆諸島行きの東海汽船や小笠原行きのおがさわら丸が出ています。まずは伊豆諸島便が入門におすすめです。

車やバイクは積めますか?

大洗や横須賀、有明発の長距離フェリーはいずれも積めます。とくに大洗→苫小牧は、車・バイクを積んで北海道を旅する定番ルートです。積載は予約が埋まりやすいので早めに手配しましょう。

日帰りで夜行フェリーは楽しめますか?

夜行フェリーは基本的に泊まりの旅になります。ただ、伊豆大島へは昼の高速ジェット船を使えば日帰りも可能です。夜の船旅そのものを味わいたいなら、1泊以上の予定で計画しましょう。

どの船がいちばん快適ですか?

快適さで選ぶなら、露天風呂やサウナを備えた東京九州フェリー(横須賀→新門司)が評判です。個室中心で、ゆっくり眠りたい人に向いています。

まとめ

関東発の夜行フェリーは、北海道ツーリングの王道から、露天風呂の快適船、のんびり長距離、手軽な離島便まで、意外なほど選択肢が豊富です。行き先も気分も、その日の自分に合わせて選べます。

「今夜、船に乗ってどこかへ行きたい」と思ったら、まずは近い港の一便を調べてみてください。時刻や運賃は季節で変わるので、予約前に各社の公式サイトで確認しましょう。

関東発フェリー各社の公式サイト

出港時刻・運賃・乗り場の詳細は、予約前に各社の公式サイトで確認してください。

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