ペグが抜けない時の正しい抜き方|力任せはNG・揺らして真上に引くコツと道具

キャンプの撤収でペグをハンマーで扱う様子
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撤収のとき、地面に深く食い込んだペグが抜けなくて焦った——キャンプあるあるです。力任せに引っ張ると、手を痛めたり、ペグが曲がったり、最悪ケガのもと。じつはペグ抜きにはちょっとしたコツと、正しい向きがあります。

この記事では、ペグが抜けなくなる理由と、力に頼らない正しい抜き方、あると劇的にラクな道具、そして抜けにくくしない打ち方まで解説します。

先に結論:ペグは「真上に引く」「左右に軽く揺らして地面をゆるめる」「フックやペグ抜きでテコを使う」の3つが基本。力任せに斜め上へ引っ張るのが、いちばん抜けず・曲がる原因です。ペグ抜き機能つきのハンマーが1本あると、撤収が驚くほどラクになります。

なぜペグは抜けなくなるのか

抜けなくなるのには、ちゃんと理由があります。原因が分かれば、抜き方も見えてきます。

  • 深く打ち込みすぎた…頭まで地面に埋まると、つかむ場所がなく抜けにくい
  • 地面が硬い・締まっている…粘土質や、雨で締まった土はペグを強く抱え込む
  • 斜めに引いてしまう…打ち込んだ向きと違う方向に引くと、余計に食い込む
  • 雨で土が締まった…設営後に雨が降ると、乾いていた時より格段に抜きにくくなる

ポイントは、ペグは打ち込んだのと同じ角度の、真っすぐ上に引くと抜けやすいということ。無理な方向に力をかけると、地面に噛んで抜けなくなります。

ペグの正しい抜き方(力任せはNG)

手で直接引っ張るのではなく、次の順で試すと、力をあまり使わずに抜けます。

  1. 左右・前後に軽く揺らす…いきなり引かず、ペグを小さく揺らして地面との間にすき間を作る
  2. フックやペグ抜きを頭に引っ掛け、真上に引く…別のペグやペグ抜き、ハンマーのフックを頭の穴に通して、打ち込んだ角度のまま上へ
  3. テコの原理を使う…ペグ抜きやハンマーのフックを支点にして、押し下げる/起こすようにすると、少ない力で持ち上がる

多くのペグには頭に穴やフックがついています。ここに別のペグを差し込んでL字にして引くだけでも、素手よりずっとラクに抜けます。

あると圧倒的にラクな道具

撤収のストレスを減らすなら、ペグ抜き機能つきのペグハンマーが一本あると別世界です。多くのモデルは、ヘッドのお尻にフックや穴があり、ペグの頭に引っ掛けてテコで抜けるようになっています。

ペグ抜き機能つきペグハンマー
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専用のペグ抜きもありますが、まずは「打つ」「抜く」が一本でこなせるペグ抜きつきハンマーが、荷物も増えずおすすめです。

そもそも抜けにくくしない打ち方(予防)

抜くときの苦労は、じつは打つときに半分決まっています。次を意識すると、撤収がぐっとラクになります。

  • 打ち込みすぎない…頭を地面から少し出して、つかむ・引っ掛ける余地を残す
  • 斜め45度くらいで打つ…ロープの張力に強く、抜くときも向きが分かりやすい
  • 頭の穴・フックを地上に残す…抜くための取っ掛かりを最初から確保しておく

それでも抜けない・曲がってしまったら

硬い地面では、どうしても抜けないこともあります。そんな時は無理にこじらないのが鉄則。手やペグを痛めるだけです。

抜けないペグを、素手で無理に引いたり、体重で反動をつけて引き抜こうとするのは危険です。すっぽ抜けて転倒したり、手を切ることがあります。ペグ抜きやハンマーのフックを使い、それでもダメなら周りの土を少し掘ってゆるめてから抜きましょう。

なお、100円ショップなどの薄いピンペグは、硬い地面で簡単に曲がります。よく行く場所が硬い地面なら、曲がりにくい鍛造ペグに替えると、抜き差しのストレスも減ります。

曲がりにくい鍛造ペグ
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よくある質問

ペグが硬くて抜けません。どうすれば?

まずは左右・前後に小さく揺らして、ペグと地面の間にすき間を作りましょう。そのうえで、ペグ抜きやハンマーのフックを頭に引っ掛け、打ち込んだ角度のまま真上に、テコの原理で引き上げます。素手で無理に引くより、はるかに少ない力で抜けます。

ペグ抜きの道具がないときの抜き方は?

別のペグを、抜きたいペグの頭の穴やフックに差し込んでL字にすると、取っ手代わりになって抜きやすくなります。ハンマーのフック部分でも代用できます。それでも硬いときは、周りの土を少し掘ってゆるめてください。

ペグを抜くとき真上と斜め、どっちがいい?

打ち込んだのと同じ角度の、真っすぐ上に引くのが基本です。打った向きと違う斜め方向に引くと、ペグが地面に噛んで余計に抜けにくくなり、曲がる原因にもなります。

ペグが曲がってしまいました。買い替えるべき?

軽く曲がった程度ならハンマーで叩いて直せることもありますが、硬い地面で繰り返し曲がるなら、鍛造ペグへの買い替えがおすすめです。曲がりにくく、硬い地面にもしっかり刺さるので、設営も撤収もラクになります。

まとめ

ペグが抜けない時のポイント
・力任せに斜めへ引かない(噛んで抜けず曲がる原因)
・左右に揺らして地面をゆるめてから、真上へ引く
・フックやペグ抜きでテコを使うと少ない力で抜ける
・打つときに頭を少し残すと、抜くのがラク
・硬い地面で曲がるなら鍛造ペグへ

ペグ抜きは、力ではなく向きと道具で決まります。真上に引く・揺らす・テコを使う——この3つを覚えておけば、撤収でイライラすることもなくなります。ペグ抜きつきハンマーが一本あれば、さらに快適です。

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