新宿から富士山へバスで行く完全ガイド|五合目直行・河口湖経由の料金と2026年の登山ルール

河口湖越しに望む富士山と新宿からのバス移動を表すアイキャッチ
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富士山に行こうと思って、まず考えるのが「車で行くか、バスで行くか」。ところが富士山は、夏の登山シーズンは「マイカー規制」で自家用車が五合目まで入れません。じゃあどうするかというと、答えはシンプルで、新宿からバスで行くのがいちばんラクです。

新宿からは、富士スバルライン五合目まで乗り換えなしで直行できる高速バスが出ています。運転も駐車場探しもいらず、寝ていれば着く——これは正直かなり便利。この記事では、新宿から富士山へバスで行く方法・料金・所要時間と、あわせて知っておきたい2026年の富士登山ルール(通行予約と通行料)まで、まとめて解説します。

先に結論:新宿から富士山へは、①五合目まで直行の高速バス(夏季限定・約2時間35分)か、②富士五湖線で河口湖駅・富士山駅まで行き、登山バスに乗り換えて五合目へ、の2ルート。マイカー規制期間中は車で五合目に行けないので、バスが実質いちばんの正解です。なお五合目より上に「登る」なら、2026年は通行予約と通行料4,000円が必須(五合目観光だけなら不要)です。

なぜ富士山はバスで行くのが正解なのか

最大の理由がマイカー規制です。富士山の吉田口(富士スバルライン)は、夏の登山シーズンになると自家用車の通行が禁止されます。2026年は7月3日18時〜9月10日18時がマイカー規制期間で、この間は車で五合目まで行けません。

車で行く場合は、ふもとの富士山パーキング(山梨県立富士北麓駐車場)に停めて(駐車料1台1,000円)、そこからシャトルバスに乗り換える必要があります。つまり車でも結局バスに乗るなら、最初から新宿発のバスで五合目まで直行したほうが、乗り換えも駐車料もかからず断然ラクというわけです。

マイカー規制は、渋滞の解消や、排ガスによる沿道の環境保護を目的に行われているもの。運転の疲れもなく、渋滞にもハマらずに登山口まで運んでくれるバスは、富士山との相性がとても良い移動手段です。

マイカー規制やシャトルバスの日付は毎年変わります。ここでの日付は2026年シーズンのもの。車で行く予定の人は、出発前に富士登山オフィシャルサイトなどで最新の規制期間を必ず確認してください。(富士登山オフィシャルサイト

新宿から富士山への行き方は大きく2通り

新宿(バスタ新宿)から富士山方面へは、大きく分けて次の2つのルートがあります。登山メインなら乗り換えのない①、便の多さや河口湖観光も楽しみたいなら②が向いています。

ルート行き先と所要片道料金の目安
①五合目まで直行の高速バス(夏季限定)富士スバルライン五合目まで乗り換えなし/約2時間35分大人4,800円(深夜便5,800円)
②富士五湖線+登山バス河口湖駅・富士山駅まで約1時間45分→乗り換えて五合目まで約55〜65分河口湖駅まで2,000〜2,200円+五合目まで2,000円

どちらの高速バスも予約はハイウェイバスドットコム(京王電鉄バス系)が主な窓口です。以下、それぞれ詳しく見ていきます。

①新宿→五合目 直行の高速バス(夏季限定)

いちばんラクなのが、バスタ新宿から富士スバルライン五合目まで乗り換えなしで行ける直行高速バス(富士急バス運行)。登山口までそのまま運んでくれるので、登山者にとっては理想的です。

  • 運行期間…2026年は7月1日〜9月10日(登山シーズン限定)
  • 所要時間…約2時間35分
  • 片道運賃…昼行の通常便 大人4,800円/深夜便 大人5,800円(WEB予約割引で5,500円)
  • 深夜便…バスタ新宿23時25分発→五合目 翌2時ごろ着。ご来光を狙う人に便利
  • 予約…全席予約制。ハイウェイバスドットコム、富士急コールセンター、京王高速バス予約センターで

深夜便を使えば早朝に五合目へ着けますが、山小屋に泊まらず一気に登る「弾丸登山」は、後述の時間規制もあって推奨されていません。無理のない計画を立てましょう。運賃・時刻は変わることがあるので、予約時に最新を確認してください。(富士急トラベル 時刻表

②富士五湖線+登山バスで五合目へ

直行便の時間が合わないときや、河口湖観光もセットで楽しみたいときに便利なのが、いったん河口湖駅・富士山駅まで行って、登山バスに乗り換えるルートです。

まず バスタ新宿 → 河口湖駅・富士山駅

富士五湖線(富士急バス・京王バスなどの共同運行)が、バスタ新宿から河口湖駅まで約1時間45分・片道2,000〜2,200円(時期変動)で結んでいます。1日およそ49便と本数が多く、時間の自由がきくのが強み。河口湖駅の1つ手前が富士山駅です。

河口湖駅・富士山駅 → 富士スバルライン五合目(登山バス)

駅からは、富士急バスの登山バス(富士スバルライン五合目行き)に乗り換えます。夏の登山シーズンの概要は次のとおりです。

  • 運賃(夏季)…片道 大人2,000円/往復 大人3,400円(2日間有効)
  • 所要時間…河口湖駅から約55分/富士山駅から約65分
  • 運行…おおむね30分間隔・1日約30本(6時半〜18時半ごろ)
  • 予約…不要(片道は車内でも購入可。往復券はオンライン購入が便利)

上の登山バス運賃は夏の登山シーズン限定の料金です。オフシーズン(規制期間外)は片道1,570円・往復2,300円と別料金になるので、混同しないよう注意してください。

【2026年・最重要】富士山に登るなら通行予約と通行料が必須

ここが今の富士登山でいちばん大事なポイント。吉田ルート(富士スバルライン五合目から登るコース)は、2024年から登山規制が導入され、毎年強化されています。2026年シーズンは、五合目より上に登る人全員(高速バス・登山バス・車・タクシー、来た手段を問わず)に、次のルールが適用されます。

  • 通行料 1人1回 4,000円(義務。クレジットカードやPayPayで決済。現地では現金も可)
  • 1日の登山者数の上限4,000人(山小屋宿泊者を除く)。上限に達するとゲートが閉まる
  • ゲート閉鎖 14時〜翌3時(山小屋宿泊者を除く)。山小屋を予約していない人は、14時以降は五合目から上に入れない
  • 事前予約…「富士山吉田ルート通行予約システム」で予約し、QRのeチケットを五合目ゲートで提示。当日枠もあるが事前予約が推奨
  • 装備チェック…五合目ゲートで防寒具・上下セパレートの雨具・登山靴を確認。揃っていないと通行できない

この規制は、混雑や弾丸登山による事故を防ぐためのもの。とくに14時以降のゲート閉鎖は、山小屋を予約していない弾丸登山を防ぐ狙いがあります。日帰りで一気に登ろうとすると引っかかるので、登るなら山小屋泊を含めた余裕ある計画にしましょう。

通行料・人数上限・時間規制は毎年見直されます。ここに書いた金額やルールは2026年時点のもので、2024年→2025年で大きく変わった前例もあります。登る前に必ず富士登山オフィシャルサイトで最新の内容と予約方法を確認してください。なお、五合目まで観光で行くだけ(上に登らない)なら、通行料も通行予約も不要です。(富士登山オフィシャルサイト

予約のしかたと満席対策

新宿発の高速バス(直行便・富士五湖線とも)は全席予約制。予約はハイウェイバスドットコム(京王電鉄バス系)や富士急の窓口から行えます。人気路線なので、週末やお盆などは早めの予約が安心です。

ここで混同しやすいのが、「バスの予約」と「富士登山の通行予約」はまったくの別物だということ。登山する人は、バスの座席予約に加えて、前述の通行予約(通行料4,000円)も別途必要になります。両方わすれずに手配しましょう。

バスで行くときの持ち物・注意

五合目のゲートでは防寒具・上下セパレートの雨具・登山靴の装備チェックがあり、揃っていないと登れません。まずはこの3点を必ず用意しましょう。とくに雨具は、傘やポンチョではなく上下が分かれたレインウェアが必要です。

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加えて、ご来光登山や早朝発ならヘッドライトが必須。スマホのライトでは両手がふさがって危険です。バッテリー切れに備えたモバイルバッテリー、飲み物、そして2時間半のバス+山道に備えた酔い止めもあると安心です。

登山用ヘッドライト(LED)
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装備の全体像や、レンタルで手ぶらに近づける方法は、下の関連記事でくわしく紹介しています。はじめての富士登山なら、あわせて読んでおくと準備がスムーズです。

よくある質問

新宿から富士山五合目までバスでどれくらいかかる?

直行の高速バスなら約2時間35分です。富士五湖線で河口湖駅まで行って登山バスに乗り換える場合は、河口湖駅まで約1時間45分+五合目まで約55分ほどが目安になります。

富士山にバスで行くといくら?

新宿からの直行高速バスは片道4,800円(深夜便5,800円)。富士五湖線経由なら、河口湖駅まで2,000〜2,200円+五合目までの登山バス2,000円が目安です。これに加えて、五合目より上に登る人は2026年は通行料4,000円が別途かかります(料金は変わることがあるので予約時に確認を)。

車で富士山五合目まで行ける?

夏のマイカー規制期間中は行けません。2026年は7月3日〜9月10日が規制期間で、この間はふもとの富士山パーキングに車を停めて(駐車料1,000円)、シャトルバスやタクシーに乗り換える必要があります。規制期間は毎年変わるので最新の確認を。

バスは予約が必要?

新宿発の高速バス(直行便・富士五湖線)は全席予約制で、ハイウェイバスドットコムなどから予約します。一方、河口湖駅・富士山駅から五合目へ向かう登山バスは予約不要です(片道は車内購入可)。

登山しなくても五合目までバスで行ける?

行けます。五合目までの観光であれば、通行料も通行予約も不要です。通行料4,000円と通行予約が必要になるのは、五合目より上へ「登る」場合だけです。

まとめ

新宿から富士山へバスで行くポイント
・夏はマイカー規制で車は五合目に行けない→バスが正解
・直行の高速バスなら乗り換えなしで五合目まで約2時間35分(片道4,800円)
・富士五湖線+登山バスなら便が多く河口湖観光もセットにできる
・登るなら2026年は通行予約+通行料4,000円が必須(五合目観光は不要)
・料金や規制は毎年変わる。バスも登山も早めの予約・最新確認を

新宿から富士山は、バスを使えば運転も駐車場探しもなく、登山口の五合目まで一直線。まずは行き方(直行か乗り換えか)を決めて、バスの予約を。登る人は通行予約と装備の準備も忘れずに。ラクな移動で体力を温存して、富士山を思いきり楽しんでください。

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