外は猛暑だったり雨だったり、そもそも週末まで体力が残っていなかったり。「自然の中に行きたいけど今日は無理」という日、私はSwitchを持ってソファに転がります。
携帯できて、家族とも遊べて、アウトドア系の名作が異様に充実している。「家で自然を味わう」用途において、Switchはいちばん都合のいいゲーム機だと思っています。
このブログではこれまでSteamの釣り・登山・サバイバルゲームを紹介してきましたが、今回はSwitchに絞って、キャンプ・釣り・山・農園までアウトドア系をまるごと横断してまとめます。
基準はシンプルで、「遊んだあとに自然の空気を吸った気分になれるか」。タイプ別に分けたので、気分に合うところから読んでください。
島や大自然をまるごと歩き回る
あつまれ どうぶつの森
無人島に移住して、釣りをして、虫を捕まえて、化石を掘って、島を好きなように作り変える。説明不要の国民的タイトルですが、あらためてアウトドア目線で見ると「外遊びの気持ちいい部分だけを全部詰めた総合商社」です。
よくできているのが、季節と時間が現実とリンクしていること。夏の夜にライトの明かりで虫を探すあの感じ、早朝の浜辺で魚影を追うあの感じは、かなり本物の外遊びに近い感覚があります。釣りだけ、虫だけと切り出さず、生活ごと自然に浸かれるのが強い。
家族それぞれが島の住人になれるので、1本で家族全員が遊べるのも現実的にありがたいところです。
- のんびり派・家族持ちの「最初の1本」に最適
- 季節イベントが現実の暦と連動、1年中遊べる
- 釣り・虫取り・ガーデニングなど外遊び要素が全部入り
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
「ゼルダはアウトドアゲームなのか」と思うかもしれませんが、私はゲーム史上最高のキャンプ・登山ゲームだと思っています。目に入る山にはどこでも登れて、寒い土地では焚き火や防寒着で体温を保ち、雨が降れば岩肌が滑って登れなくなる。
特にキャンプ好きに刺さるのが料理です。摘んだキノコと狩った肉を鍋に放り込んで、火にかけて、効果つきのキャンプ飯を作る。寒冷地に向かう前に食事と装備で対策する流れは、段取りまで含めて完全に登山のそれです。
続編のティアーズ オブ ザ キングダムもありますが、純粋に「自然の中に放り出される感覚」を味わうなら、まず初代ブレス オブ ザ ワイルドからをおすすめします。
- 山・焚き火・料理・天候、アウトドアの要素が全部システム化されている
- 広大なフィールドを歩くだけで楽しい
- じっくり1人で浸る大作を求める人に
釣りと海で遊ぶ
釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館
ゲームセンターの人気釣りゲームがそのまま家に来た一本。Joy-Conを竿に見立てて、魚がかかったら振動を感じながら巻き上げる体感操作が売りで、家族や友達と盛り上がる釣りゲームとしてはSwitchの決定版です。
釣った魚で水族館を作れるモードもあって、子どもと遊ぶ用途なら間違いなくこれ。リアル志向の釣りシミュレーターとは別物の「お祭りの釣り」ですが、その割り切りが良いんです。
Switchの釣りゲームは他にも粒ぞろいなので、詳しくはSwitch釣りゲームまとめで紹介しています。
DREDGE(ドレッジ)

不穏な空気の漂う海で魚を獲って売り、船を強化しながら群島の謎に近づいていく釣りアドベンチャー。「釣り+探索+ちょっとホラー」という唯一無二の味付けで、Steamでは圧倒的好評、Switchでも快適に遊べます。
昼のうちに漁を終えて港に戻るか、危険を承知で夜の海に出るか。この判断が常につきまとうおかげで、ただ魚を釣っているだけなのに緊張感が途切れません。雰囲気ゲーとしても釣りゲーとしても一級品です。
- 釣りゲームに「物語と緊張感」を求める人へ
- 1プレイが短くて携帯モードと相性がいい
- ホラーは苦手でも大丈夫な「怖いの一歩手前」
デイヴ・ザ・ダイバー(DAVE THE DIVER)

昼は海に潜って魚を獲り、夜はその魚で寿司屋を営む。ジャンルとしては海洋アドベンチャーですが、「魚を獲る楽しさ」の純度ならこのリストでもトップクラスです。
潜るたびに地形と獲物が変わるブルーホール、深く潜るほど上がるリスク、獲れた魚がそのまま夜のメニューになる手応え。海のゲームが好きなら外しません。パッケージ版(ANNIVERSARY EDITION)も出ています。
畑を耕してのんびり暮らす
Stardew Valley(スターデューバレー)

祖父から受け継いだ農場で畑を耕し、釣りをして、鉱山に潜って、町の人と仲良くなる。農場生活ゲームの金字塔で、「自然の中で暮らす楽しさ」をここまで安く深く味わえるゲームは他にありません。
Switchで遊ぶ最大の利点は携帯モードです。寝る前に30分だけのつもりが「あと1日だけ」を繰り返して深夜になる、あの現象が布団の中で起きます。ご注意ください。
- 農業・釣り・採集・冒険をひとつの生活として遊べる
- 低価格で数百時間級のボリューム
- のんびり見えて、やり込み要素は本格派
牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ
ゲームキューブ時代の名作「ワンダフルライフ」のフルリメイク。牧場を営みながら、結婚して、子どもが生まれて、谷での人生がゆっくり進んでいく。農園ゲームの中でも「暮らし」より一歩踏み込んで「人生」を描くタイプです。
効率よく稼ぐゲームではなく、季節の移ろいと家族の変化を眺めるゲーム。Stardew Valleyがハマった人の次の一本としても、ゲーム自体久しぶりという人にもおすすめできます。
山とジャングル、本気の自然へ
A Short Hike

鳥の女の子になって、州立公園の山頂を目指す小さなアドベンチャー。1〜2時間で登り切れるコンパクトさですが、「山に登る楽しさ」の再現度はこのリストでいちばんだと思っています。
決まったルートはなく、崖をよじ登っても、羽根で滑空してショートカットしてもいい。すれ違うハイカーとの何気ない会話、山頂に着いたときの風の音。低価格なので、ハイキング好きはだまされたと思って遊んでみてください。日本語にも対応しています。
Green Hell(グリーンヘル)

アマゾンのジャングルにひとり取り残されるサバイバルシミュレーター。水分、体温、傷、さらには寄生虫まで管理する徹底ぶりで、Switchで「自然の怖さ」まで含めて味わえる数少ない一本です。
癒し系が並ぶこのリストでは異色ですが、テントで寝る前に遊ぶと妙な説得力があります。CERO D(17歳以上対象)なので家族向けではありません。ソロでじっくり、覚悟して挑むゲームです。ジャングル系サバイバルはPC版の記事でも詳しく紹介しています。
- リアル志向サバイバルの代表格をSwitchで
- クラフト・拠点づくりが好きな人に
- 刺激強め、ファミリー用途には不向き
キャンプ気分にどっぷり浸る
ゆるキャン△ Have a nice day!
アニメ「ゆるキャン△」のアドベンチャーゲーム。なでしこたちと一緒にキャンプの計画を立てて、選択肢によってアニメとは違うifストーリーが分岐していきます。
ゲームとしての操作はシンプルですが、これは「キャンプの空気を浴びるためのソフト」と割り切るのが正解。焚き火の音、夜のキャンプ場の静けさ、外で食べるご飯のうまそうさ。キャンプに行けない平日の夜に効きます。
原作ファンはもちろん、「キャンプ始めてみたいけどまだ勇気がない」という人の入り口としても意外とアリです。
タイプ別早見表
| タイトル | 自然の楽しみ方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| あつまれ どうぶつの森 | 島暮らし全部入り | 家族・のんびり派 |
| ゼルダの伝説 BotW | 登山・焚き火・料理 | どっぷり探索派 |
| 釣りスピリッツ | 体感釣り | 家族・パーティ |
| DREDGE | 釣り×探索×緊張感 | 雰囲気・物語派 |
| デイヴ・ザ・ダイバー | ダイビング×寿司屋 | 海が好きな人全員 |
| Stardew Valley | 農場のある生活 | コスパ重視・長く遊ぶ人 |
| 牧場物語 ワンダフルライフ | 谷でひとつの人生 | じっくり人生派 |
| A Short Hike | 小さな山登り | すきま時間・ハイカー |
| Green Hell | ジャングルで遭難 | 本気のサバイバル派 |
| ゆるキャン△ Have a nice day! | キャンプの空気 | 原作ファン・癒し目的 |
価格はセールやエディションで変わるので、購入前に各ストアで確認してください。ダウンロード専用のタイトル(A Short Hike、Green Hellなど)はニンテンドーeショップから購入できます。
よくある質問
家族や子どもと一緒に遊ぶならどれ?
あつまれ どうぶつの森と釣りスピリッツの2本が鉄板です。どちらも操作がやさしく、みんなでワイワイ遊ぶ設計になっています。逆にGreen HellはCERO D(17歳以上対象)なので家族用途には向きません。
ひとりでじっくり自然に浸りたいときは?
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドが筆頭です。時間がないときはA Short Hike、緊張感がほしければDREDGEを。この3本は「自然の中にいる感覚」の質がとくに高いです。
癒し系だけでいい。おすすめは?
Stardew Valley、牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ、あつまれ どうぶつの森の生活系トリオをどうぞ。戦闘や時間制限に追われず、畑と季節がゆっくり進みます。
パッケージ版があるのはどれ?
あつまれ どうぶつの森、ゼルダの伝説、釣りスピリッツ、牧場物語、ゆるキャン△ Have a nice day!、デイヴ・ザ・ダイバー(ANNIVERSARY EDITION)などはパッケージ版が流通しています。
A Short HikeとGreen Hellはダウンロード専用です。
Steamでも同じゲームは遊べる?
DREDGE、デイヴ・ザ・ダイバー、Stardew Valley、Green Hell、A Short HikeにはSteam版もあります。PCで遊ぶ人はジャンル別のSteamまとめ(釣り・登山・サバイバル・農業)も参考にしてください。
まとめ
Switchのアウトドアゲームは「癒し」から「遭難」まで振り幅が広く、その日の気分で自然との距離を選べるのが魅力です。最後にタイプ別の推しを整理しておきます。
タイプ別・最初の1本
家族で遊ぶなら → あつまれ どうぶつの森 / 釣りスピリッツ
どっぷり自然に浸るなら → ゼルダの伝説 BotW
のんびり暮らすなら → Stardew Valley / 牧場物語
すきま時間に山へ → A Short Hike
本気のサバイバルなら → Green Hell
キャンプの空気だけ吸いたいなら → ゆるキャン△ Have a nice day!
本物のキャンプや釣りに出かける前の予習にも、帰ってきた夜の余韻にも、Switchの自然はいつでも開いています。気になる一本から試してみてください。
関連リンク
ジャンルごとに深掘りしたまとめもあります。あわせてどうぞ。












コメント