【知らなきゃ損】室内釣り堀とは？天候・季節に左右されない“新しい釣り”体験のススメ

「釣りって、外でやるものじゃないの？」

釣りに対するそんな固定観念を覆すレジャーとして、今、注目されているのが室内釣り堀です。

ショッピングモールの一角、ビルの地下、商業施設の一室などに設置された“屋内型釣りスポット”は、初心者からベテラン、ファミリー、カップル、シニアまで幅広い層に支持されつつあります。

釣る楽しみだけでなく、釣った魚を調理して味わう体験を提供する施設もあり、都市生活者の新しい癒しと非日常を提供しています。

この記事では、以下の項目を中心に室内釣り堀の魅力を深掘りします。

室内釣り堀とは？ “身近すぎる非日常”がここにある

室内釣り堀とは、屋内に人工的な釣り池や水槽を設置し、釣竿やエサなどをレンタル形式で提供している施設のことです。

天候や季節に影響されることなく、ショッピングや外食、仕事帰りに立ち寄れるため、多くの人にとって敷居が低い“日常の延長線上のレジャー”となっています。

釣れる魚は施設により異なりますが、一般的には次のような魚が対象です。

• 金魚
• 鯉（コイ）
• ニジマス
• チョウザメ
• ウナギ
• ザリガニ（子ども向け）

また、釣竿やエサ、イスやタオルなど必要な道具はすべてレンタル可能。
一部施設では釣った魚をその場で調理し、焼き魚や天ぷらとして提供してもらえるサービスも用意されています。

冷暖房完備で快適な環境が整っており、スポーツでもないしレジャーでもなく、その中間にある“新しい体験”として人気を集めています。

室内釣り堀が注目される理由

従来の釣りに付きまとう課題を、室内釣り堀は見事にカバーしています。

1. 天候に左右されない安心感

雨や強風、雪、猛暑でも施設の快適な環境で釣り体験が可能。
天候が悪い日でも予定を変更する必要がなく、家族連れやカップルから高い評価を得ています。

2. 手ぶらでOK、準備の手間いらず

自前の竿やエサ、餌箱などの道具は不要。
仕事帰りや買い物途中にふらりと寄るだけで釣りができるうえ、「何を持っていけばいいか分からない」「準備が面倒」といった悩みを解消します。

3. 初心者・子どもにも安心の設計

釣り方を丁寧に教えてくれるスタッフ常駐の施設が多く、魚がかかりやすいよう設計された水槽なども用意されています。
また、子どもでも扱いやすい軽量竿や低いイスなども配慮されており、安心して利用できる環境が整っています。

4. 都市部駅近でアクセス抜群

東京、大阪、横浜、京都といった中心都市では、駅から徒歩5分以内に多くの施設が存在。
車を持たない人でも公共交通機関でアクセスしやすく、時間帯を気にせず訪れることができます。

どんな人が楽しめるの？さまざまなニーズに応える

体験者によって、楽しみ方はさまざまです。

タイプ	こんな楽しみ方ができる
家族連れ	子どもの初めての釣り体験、親子での共通思い出
カップル	雨の日でも安心なインドアデート。ペア釣りも可能
友人グループ	ゲーム感覚で釣果を競う楽しみ方にもぴったり
シニア	冷暖房完備で体温調整が不要。無理せず楽しめる
ソロ来訪者	気ままに立ち寄って一人時間を満喫。趣味として継続も

室内釣り堀は幅広い世代に対応しており、利用する目的やシチュエーションによって楽しみ方が自由に選べる点も魅力です。

よくある疑問と回答：初めてでも安心できる理由

Q.予約は必要か？
A.平日なら当日予約なしでも利用しやすいですが、週末・祝日や人気施設（飲食併設型など）は事前予約が推奨されます。とくに団体利用や複数時間の利用を希望する場合は予約の確保が不可欠です。

Q.釣った魚は持ち帰りできるのか？
A.施設によって異なります。観賞用途としてリリースが義務付けられている場合もあれば、食用として調理して持ち帰り、あるいはその場で提供してくれる施設もあります。訪問前に公式サイトや電話で確認することをおすすめします。

Q.料金の目安（参考）は？

体験プラン	料金相場	備考
30分体験	800円〜1,500円前後	初心者や子ども連れに人気
食事付きコース	2,000円〜3,000円前後	釣った魚をその場で調理して提供
平日限定フリーパス	約2,000円〜	一部施設のみ。時間制限なしの所も

施設や提供されるサービスによって料金は異なりますが、手軽さと体験価値を考えればリーズナブルといえます。

もっと釣り堀体験を楽しむためのポイント

室内釣り堀は川釣りや海釣りのように大がかりな装備は必要ありませんが、ちょっとした準備をしておくと、より快適に、そして思い出深く楽しめます。

• 動きやすく汚れてもOKな服装
  魚のエサや水で服が濡れることもあるので、伸縮性があり洗いやすい服がおすすめです。特に小さなお子さん連れの場合は、替えの服があると安心です。
• 小銭の用意
  エサの追加購入やちょっとしたお土産購入に便利です。キャッシュレスが使えない施設もあるため、現金は必ず持っておきましょう。
• ハンドタオルやウェットティッシュ
  釣りの最中は手が濡れたり汚れたりしがち。清潔に保つためにも、手拭き用のタオルやウェットティッシュを用意しておくと快適です。
• スマホやカメラ
  釣り上げた瞬間の喜びは写真や動画で残したいもの。最近の室内釣り堀は撮影に適したスポットや照明を用意しているところも多いので、ぜひ活用してください。SNSで共有すれば仲間とも盛り上がれます。

これらの準備で、ただの“体験”をワンランクアップさせることができます。
せっかくの非日常空間だからこそ、細かいところまで楽しんでみてくださいね。

様々な楽しみ方—固定観念を超える室内釣り堀の魅力

釣りといえば川辺や海、山の中というイメージが強いかもしれませんが、室内釣り堀ではその枠を軽やかに超え、「釣りもこんなに自由でいいんだ」と驚かされます。

さまざまなライフスタイルに対応し、気軽に始められ、続けられる。
都市生活者の余暇を豊かにする“ちょうど良い非日常”です。

子どもが飽きずに楽しめる工夫、カップルが会話を楽しみながら過ごせる空間、男性同士で白熱する釣り対決。
それぞれにとって最適な過ごし方を選べるのも特徴です。