馬に乗って、森や川辺をのんびり歩く。ホーストレッキング(外乗)は、そんな「移動そのものが目的になる」珍しいアクティビティです。
「乗馬なんてやったことない」という人でも大丈夫。この記事では、ホーストレッキングとは何か、何が楽しいのか、初心者がどう始めればいいのかをまとめて解説します。
ホーストレッキングとは?

ホーストレッキングは、乗馬クラブの馬場(練習場)の外に出て、自然の中を馬に乗って歩くこと。乗馬の世界では「外乗(がいじょう)」と呼ばれます。
観光地でよくある「引き馬」(スタッフが手綱を引いて数分歩くもの)との違いは、自分で手綱を持って馬を操ること。スタッフが付き添うので初心者でも参加できますが、「乗せてもらう」ではなく「一緒に歩く」感覚に近いのが外乗です。
何がそんなに楽しいのか
視点が変わる
馬の背は思っている以上に高く、いつもの景色がまったく別物に見えます。歩きでもなく自転車でもない、ゆっくり進むのに目線だけ高いという体験は外乗でしか味わえません。
生き物と一緒に歩く
馬は乗り物ではなく相棒です。合図に応えてくれたり、道端の草に気を取られたり。意思のある生き物と呼吸を合わせる時間そのものが、外乗の一番の魅力だと思います。
運動が苦手でも楽しめる
歩く速さ(常歩)で進む分には、激しい運動ではありません。体力に自信がない人や、家族の年齢がバラバラのグループでも一緒に楽しめます。それでいて降りた後はほどよい疲労感があり、意外と体幹を使っていたことに気づきます。
初心者はどう始める?
始め方はシンプルで、「初心者OK」の体験外乗プランがある施設を予約するだけです。多くの施設では、まず馬場で基本操作のレッスンを受けてから外に出るので、乗馬経験ゼロでも問題ありません。
ヘルメットやプロテクターは施設でレンタルできるのが一般的なので、特別な道具を買う必要はありません。予約は各施設の公式サイトか、アソビューなどの体験予約サイトから。関東のスポットは下の記事にまとめてあります。
服装と持ち物
- 長ズボン:鞍との摩擦から脚を守る。デニムでOK、スカートはNG
- かかとのある靴:スニーカーでも可の施設が多いが、レンタルブーツがあれば借りるのが確実
- 手袋・軍手:手綱で手が擦れるのを防ぐ
- 動きやすい服+季節対策:夏は虫除けと日焼け対策、冬は防寒
ヘルメットは施設のものを借りられるので、身ひとつに近い装備で始められます。細かい服装規定は施設ごとに違うので、予約時の案内に従ってください。
料金の考え方
体験外乗の相場は、30〜60分のコースでおおよそ5,000円〜15,000円程度。コースの長さ、レッスンの有無、ロケーションで変わります。決して安い遊びではありませんが、「特別な日の体験」としては満足度の高い部類です。
最新の料金は各施設の公式サイトで確認してください。
注意しておきたいこと
相手は生き物です。馬の後ろに立たない、大声や急な動きで驚かせないという基本と、スタッフの指示に従うことだけは徹底してください。
また、馬の負担を考えて体重制限を設けている施設が多いこと、雨天や馬の体調で中止・変更があり得ることも頭に入れておきましょう。
よくある質問
乗馬経験ゼロでも本当に大丈夫?
大丈夫です。初心者向けプランは「初めて乗る人」を前提に設計されていて、基本操作のレッスンから始まります。おとなしい性格の馬が担当してくれるのが普通です。
子どもは何歳からできる?
施設によって大きく異なります。小学生から外乗OKの施設もあれば、中学生以上のところも。子ども連れの場合は予約前に対象年齢を必ず確認してください。
高い場所が苦手でも平気?
最初は高さに緊張しますが、歩く速さなので数分で慣れる人がほとんどです。不安ならまず馬場内での体験乗馬から始めて、次に外乗へ進む二段構えがおすすめです。
どの季節がおすすめ?
春の新緑と秋の紅葉が二大シーズンです。夏は朝夕の涼しい時間帯のコース、冬は空気が澄んで景色がきれいなど、季節ごとの良さがあります。
まとめ
ホーストレッキングはこんな遊び
・馬場の外へ出て、自然の中を馬と歩く「外乗」
・初心者OK、道具はほぼレンタルで身ひとつ
・30〜60分・5,000円〜15,000円程度が目安
徒歩でも自転車でもない「馬の目線」の自然は、一度体験すると癖になります。関東で体験できるスポットは、こちらの記事からどうぞ。
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